泣ける映画ベスト3に入るくらい不朽の名作『トイストーリーシリーズ』。
中でも、アンディーとウッディーのお別れシーンがある、『トイストーリー3』の感動は別格ですよね!
実は、トイストーリーシリーズには、トリビアが多く、他のピクサー映画作品のカメオ(友情)出演もたくさん隠れているので、何度見ても様々な角度から楽しめます。
そこで、トイストーリーを何倍も楽しめるように、『トイストーリー3』のトリビアをご紹介します!
< 耳寄り情報 >
『トイストーリー』シリーズは、U-NEXTの無料体験でも観ることができます。
映画化していない、限定の短編ストーリーも観れるので、ぜひ無料体験だけでも楽しんでみて下さい!
- あの悪ガキ「シド」が登場している!
- 「95」の大切な意味
- ウッディ―が操作したPCはアップル!
- ファインディングニモの女の子がいる!
- アンディーのオモチャ箱のシールに注目!
- コード「A113」は映画業界人の暗号
- ファインディングニモのエイ先生がオモチャに!
- トトロのカメオ出演の裏話
- ボニーの青い絆創膏に注目
- 男前なバービーちゃん
- バービーとケンの実物モデルはペアじゃない!
- 悪役チンパンジーは実在するオモチャ
- ピザプラネットがこんなところにも!
- バズの乾電池の会社もあの映画
- カーズの「ライトニング・マックイーン」のオモチャも
- サニーサイド幼稚園の壁にある「atta」の意味は?
- お蔵入りになった伝説の作品がチラっと
- アンディーの世界地図のピンにも意味が!
- 【裏話を知った後だともっと楽しく観れる】トイストーリーが見たくなったら!?
あの悪ガキ「シド」が登場している!
トイストーリー1で出てくる悪ガキの「シド」が、トイストーリー3ではごみ収集員として登場しています!
同じドクロのTシャツを着ているんです。
英語版ではシドの声優さんとごみ収集員の声優さんが同じだとか。
「あのシドも大きくなったんだ!」という目線で見てしまいます。
「95」の大切な意味
映画冒頭に登場する機関車の側面には、「95」という数字が書かれています。
これは、『トイストーリー1』が公開された1995年を意味しています。
実は、カーズの主人公「ライトニング・マックイーン」の側面も「95」の数字があり、これも『トイストーリー1』が公開された年から取っています。
トイ・ストーリーはピクサーにとって初の長編&大ヒットの大切な作品なので、その大切な年「95」を「ライトニング・マックイーン」に付けたのだとか…
なので、ピクサー映画で「95」を他に見つけたら、トイストーリーの生まれた1995年の事です。
ウッディ―が操作したPCはアップル!
ウッディ―がボーニ―のオモチャとパソコンをいじっているシーン。
PC画面の右上にはAppleのロゴマークがあることから、ウッディ―はアップルのデスクトップiMacを使用していることがわかります。
実は、Apple社の元CEOスティーブジョブスはピクサーととっても深い関係があります。
スティーブジョブスがいなかったら「ピクサーという社名じゃなかった」、「トイストーリーは生まれなかった」と言われるほどピクサーには重要な人物なんです。
ファインディングニモの女の子がいる!
ファインディングニモに出てくる、魚を荒く扱う悪役ダーラがすごーく小さくいます。
アンディーの妹モリーが読んでいる雑誌で、「POWERFUL GIRL」として、まさにダーラが紹介されていました。
ものすごい小さい上に、一瞬なので頑張って探してみてください!
アンディーのオモチャ箱のシールに注目!
アンディーのオモチャ箱にはピクサー映画の2つのキャラクターのシールがついています。
上記の画像では、ファインディングニモのニモが!
もう1つはカーズのメーターがいました。
おもちゃ箱の右下に、小さくメーターのステッカーが貼ってあります。
コード「A113」は映画業界人の暗号
「A113」。
これは、カリフォルニア芸術大学のグラフィックデザインやキャラクターアニメーションを学ぶ教室の番号です。
ピクサー映画のアニメーターはもちろん、その他の多くのアニメーターが「A113」という教室でアニメーターの基礎を学び、あの教室での学びがなければ今の自分たちはないという思いから、自分たちの作品の中に「A113」を登場させているのです。
トイストーリーシリーズでは、アンディーのママの車のナンバーが「A113」です。
『カーズ』、『ウォーリー』、『ファインディングニモ』、『リロ&スティッチ』、『カールじいさんの空飛ぶ家』などピクサー映画だけでなく、『シンプソンズ』、『アメリカンダッド』などにも登場しているので、もし見つけたら、カリフォルニア芸術大学の教室ということです。
ファインディングニモのエイ先生がオモチャに!
ファインディングニモに登場する、ニモが通う学校の先生「エイ先生」がサニーサイド幼稚園のオモチャとして登場していました!
海の以外で動いているエイ先生は、声は発していないけれど、カメオ(友情)出演していますね。
トトロのカメオ出演の裏話
ボニーのオモチャの1つとして、トトロが登場しているのは有名ですよね。
トイストーリーの監督ジョン・ラセターは、スタジオジブリ宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』を観て感激したそうです。
そして来日した際にスタジオジブリを訪れた際に、当時制作中の『となりのトトロ』にも衝撃を受け、それ以来の縁とのこと。
また、ジョン・ラセターは、アカデミー賞受賞の『千と千尋の神隠し』の全米配給に尽力するなど、ただの仲良しではなく、ジブリとの関係がとても深いのです。
ジョン・ラセターが宮崎駿監督に、トイストーリー3での『トトロ出演』を相談したところ、オモチャとして友情出演させることに、快諾をもらえたそうです。
ボニーの青い絆創膏に注目
ボニーは右ひざに絆創膏をつけています。
よーく見ないとわからないのですが、青っぽい絆創膏の柄は『ファインディングニモ』のドリーのようです!
男前なバービーちゃん
トイストーリー3に登場するバービーは、男前なバービーです。
可愛い顔したピンクの悪党クマのロッツォに追い詰められながらも、
「権威は軍事的圧力ではなく、被統治者の同意から生まれなければならないのよ!」
と発したシーン。
本来なら、主人公のウッディ―が言うキメ台詞ですが、バービーが言うことに意味があるのです。
バービー人形は女の子の象徴なので、「女の子らしくオシャレにしか興味のない」という、女性に対する偏見的なイメージを払拭するためにバービーに言わせたといわれています。
他にもバービーは、トイストーリー3でバズの説明書を奪うため敵と戦ったり、ケンを脅したり、「女の子でもやる時はやるよ」と男前な一面を見せています。
バービー人形に対するイメージが変わるかも?
バービーとケンの実物モデルはペアじゃない!
トイストーリー3で出てくるバービーとケンが同じ年代のセット商品に見えますが、実は年代が違うのです。
バービーは、1983年「Great Shape Barbie」というバージョン。
一方で、ケンは1988年「Animal Lovin’ Ken」というバージョンで、実物はチンパンジーの小さな人形も一緒についてます。
劇中で、ケンはチンパンジーの人形とサニーサイド幼稚園にいたので、それと関連させて「Animal Lovin’ Ken」バージョンを採用したのかな?と考えてしまいました。
悪役チンパンジーは実在するオモチャ
あのシンバルを叩いて見張りをする恐怖のチンパンジーは、実は日本製のオモチャなんです!
「わんぱくスージー」という名前で1960年代~70年代に売っていた玩具で、今はヴィンテージ玩具として本物は高値だとか。
英語名は「Musical Jolly Chimp」という名前で実在したチンパンジーでした。
ピザプラネットがこんなところにも!
デイジーに置き忘れてしまわれたロッツォ達。
なんとかしてでもデイジーのお家に帰ろうとする手段で、車に乗るのですが、実はこの車は「ピザプラネット」の車なんです。
分かりにくいですが、後ろの「YO」という文字がピザプラネットの車の印です。
ピザプラネットの車と言えば、トイストーリー1から登場していて、シリーズでもお馴染みの車ですよね。
ちなみにピザプラネットは、今や他のピクサー映画にもいろいろとカメオ出演しています!
バズの乾電池の会社もあの映画
バズの背中に入っている乾電池のメーカーは、ピクサー映画「ウォーリー」に関係あります。
ロボットのウォーリーを作った巨大企業が 「BnL」という企業なのですが、バズの乾電池はBnL社の乾電池でした。
カーズの「ライトニング・マックイーン」のオモチャも
サニーサイド幼稚園のオモチャにはまだまだピクサー映画のキャラが隠れていそうですね。
『カーズ』の主人公「ライトニング・マックイーン」もオモチャとして一瞬います。
ですが、顔がないので、キャラとしてのカメオ出演というよりも、オモチャとしての登場です。
ちなみに、左下の女の子は、『モンスターズインク』のブーではないか!?という噂がありました。
事実は不明ですが、よーく見ると「青いニャンニャン(=サリー?)」を持っているので、そのような噂が流れたとか…。
サニーサイド幼稚園の壁にある「atta」の意味は?
サニーサイド幼稚園で、ウッディが屋根裏から移動しようとするシーン。壁に「atta」と言う文字。
これは『バグズライフ』に出てくる女王アリの「アッタ姫」のことらしいです。
お蔵入りになった伝説の作品がチラっと
2011年ごろに公開を予定されていたピクサー映画「NEWT」のステッカーがアンディーの部屋にありました。
ある惑星に生息する青い足をした両性具有の生物「ニュート」の物語。
制作中止になってしまいましたが、『トイストーリー3』でチラっとニュート(イモリ)のステッカーが登場しています。
アンディーの世界地図のピンにも意味が!
後ろにあるアンディーの部屋の世界地図にピンされている場所は、制作プロダクションチームの故郷を指しているそうです。
制作チームの一致団結や尊敬の念が感じます。
【裏話を知った後だともっと楽しく観れる】トイストーリーが見たくなったら!?
ここまで、たくさんある『トイストーリー3』のトリビアを紹介してきました。
この裏話を知っている人はごくわずかなので、知ったうえで見るとより一層、『トイストーリー』を楽しめます!
ちなみに、U-NEXTでは、『トイストーリー』シリーズの全作品や、映画でやってない限定作品を鑑賞することができます。
そして、うれしいことに、なんと無料体験の人でも『トイストーリー』を見ることができるんです!
万が一、無料体験期間内に退会しても、課金されることは一切ないので、安心して無料体験だけでもしてみて下さい。
また、トイストーリについては、各シリーズごとにトリビアや裏話をまとめているので、ぜひ併せて読んでみて下さい。
トリビアを読んだうえで映画を見直すと、また一味違ったおもしろさを感じられますよ。
コメント