夏は屋外・室内どちらで過ごしていても、毎日塗らないといけないのが日焼け止めですね。
顔に日焼け止めを塗るタイミングは「メイク直前でOK」だと思ってませんか?
どんな時でも「同じ日焼け止めでOK」だと思ってませんか?
実は塗るタイミングやシーンによって日焼け止めの使い分けが必須なんです!
今回は「日焼け止めを塗る・塗り直すタイミング」と「シーン別のおすすめの日焼け止め」を紹介します。
日焼け止めの上にぬる化粧下地でのおすすめは田中みな実さん愛用朝クリームと呼ばれクリームが人気です。
気になる方は『朝クリームとは?』をチェックしてみてください。
日焼け止め塗るタイミング 化粧前
化粧前に日焼け止めを顔に塗るのは、当たり前ですね。
しかし、
「ベースメイクする直前はダメ」
と「ホンマでっか!?TV」に出演経験のある美容外科医の上原恵理先生が話していました。
日焼け止めはクリーム(乳液)タイプだと、500円玉くらいの大きさ塗ることを推奨されています。(0.6g~0.8g)
この量は手に取ると結構あるので、ベースメイクの直前に塗ってしまうとベースがヨレやすくなりメイク崩れの元になります。
なので日焼け止めを塗るタイミングは、ベースメイクをする30分~20分前だそうです。
しっかり顔に塗って日焼け止めを肌に馴染ませ定着させてから、ベースメイクをすることが重要です。
日焼け止めを塗る ⇒ ヘアセット ⇒ メイク
日焼け止めとメイクの間に何か工程を入れると、忙しい朝を効率的に過ごせると思います。
化粧下地やファンデーションに日焼け止め効果があっても、夏は「日焼け止め」を別で塗った方が良いと美容外科医の上原恵理先生が推奨してます!
化粧前におすすめの日焼け止め
日焼け止めはSPFやPAが強ければ強いほど、それだけ紫外線防腐剤が強くなり肌に負担がかかります。
なので、どんな時も強めの「SPF50+」や「PA++++」など強いものを使用すれば良いわけではないのです。
元化粧品研究職・化粧品成分解析Youtuberのすみしょうさんの見解によると、
室内にいる場合は「SPF30」くらいで十分。
屋外にいることが多い場合は「SPF50」を選ぶと良いです。
顔の肌は身体よりも弱いので、刺激が少ないものを選ぶとよいと思います。
また敏感肌の方は、紫外線防腐剤に「紫外線散乱剤(酸化亜鉛or酸化チタン)」という成分を使っている「ノンケミカル」の日焼け止めを選ぶと良いと言われています。
(※メーカーによって異なりますが、ノンケミカルの日焼け止めは、「キシみ」、「白浮き」、「ベタつく」ことがあります)
では、室内で過ごす用と屋外にいる用でおすすめの日焼け止めを紹介します。
室内でおすすめの日焼け止め (SPF30あたり)
SPF35 PA+++
アネッサは資生堂の日焼け止めで、かなり有名ですよね。
ゴールドタイプよりも肌にやさしめなので、室内にいるときや長時間外にいない時向きだと思います。
ウォータープルーフで落ちにくいので、室内にいることメインならほぼ塗り直しはいらないです。
赤ちゃんから大人まで使えるので肌に優しめですが、「ノンケミカルではない」ので、敏感肌の方は検討した方がいいかもしれません。
SPF32 PA+++
ノンケミカルの日焼け止めなので、敏感肌の方はこちらを選ぶとよいです。
NOV(ノブ)のスキンケアシリーズは皮膚科でも売っていることもあるので、安心して使うことができます。
屋外でおすすめの日焼け止め (SPF50あたり)
SPF50+ PA++++
先ほどのアネッサと比べるとウォータープルーフ感がより特化している上、サラサラなので屋外にいるときにピッタリです。
汗に強いので、どうしても塗り直しがスグできない場合は心強いです。
元化粧品研究職・化粧品成分解析Youtuberすみしょうさんはアネッサの日焼け止めを絶賛していました。
SPF50+/PA+++
ノンケミカルの日焼け止めで敏感肌の方も使いやすくなっています。
ウォータープルーフではないので水を弾くチカラはないため、汗で流れやすい可能性があります。
日焼け止めを塗り直すタイミング【室内にいる場合】
人によって室内の環境がちがうので一概には言えませんが、室内にいるだけなら「定期的な塗り直しはいらない」です。
美容外科医の上原恵理先生や化粧品成分解析Youtuberすみしょうさん両方とも話していました。
(窓の近くにいて紫外線を浴びる場合は別)
日光をカットしすぎてしまうと、ビタミンDが不足してしまう可能性もあります。
しかし、最初に塗って2~3時間以降経ってからランチや軽く外出となった場合は、昼間に1度だけ顔・身体の日焼け止めの塗り直しをした方が良いです。
メイクの上からできるおすすめの日焼け止めを紹介します。
「メイクの上から塗り直せる」おすすめの日焼け止め
メイクの上から塗り直す場合は、クリームタイプではなく「パウダータイプ」か「スプレー(ミスト)」がおすすめです。
ご存知の通りクリームタイプだと、メイクした上から塗り直すと化粧がヨレてしまうからです。
【パウダータイプ】化粧直しと一緒に塗り直す時向き
パウダータイプの日焼け止めは、化粧直しと一緒にできるのでとても便利です。
ブラシを使うと綺麗に仕上がるのですが、塗り直し漏れがでてしまうのでパフを使うことをおすすめします。
普段のメイク直しついでにUVカットができる大人気パウダーです。
ナチュラルとルーセントの2色が展開されているので選びやすくなっています。
ウォータープルーフ仕様なので、普段だけでなく旅行中も持っていると重宝するアイテムです。
こちらもメイク直しにピッタリのウォータープルーフUVパウダーです。
パウダーに薬用肌荒れ防止成分(グリチルレチン酸ステアリル)配合で肌荒れしにくい仕様になっています。
オルビスと違って1色しかないのですが、辛口が多いAmazon口コミはかなり高評価!
ノンケミカルのUVカットパウダーなので敏感肌の方でも使いやすくなっています。
ガッツリメイクをしていないけれど、ちょっと出かけたい時にササッと塗り直せる薄付きパウダーです。
※似ているパッケージでUVカットでない普通のパウダーもあるので注意
こちらもノンケミカルのUVパウダーなので敏感肌の方でも使えます。
先ほどよりも色味がファンデーションに近いので、化粧直しをあまりしない場合はこちらの方が向いているかもしれません。
数量限定発売なので、気になったら購入した方が良いと思います。
【スプレー(ミスト)】急いで塗り直す時向き
スプレータイプでは、身体は直接かけて大丈夫だけれど、「顔には手に取ってから顔につけてください」という案内をみます。
そのようなタイプだと結局ベタついてメイク崩れしてしまうので、顔に直接噴射して良いスプレーを選ぶのがポイントです。
顔の油分をコットンなどで抑えてから、スプレーやミストをすると綺麗につきます。
メイクの上から直接できる日焼け止めミストです。
微粒子ミストなので、顔が濡れてすぎてしまう心配がいりません。
敏感肌の方へのパッチテスト済みなので、敏感肌の方も挑戦しやすいかもしれません。
「毛穴撫子」というパックで有名な石澤研究所から出ているUVスプレーです。
メイクの仕上げにスプレーするのも、メイク直しに吹きかけるのももちろんOK。
ウォータープルーフなので、旅行中に使うのにも重宝します。
日焼け止め塗り直すタイミング【外にいる場合】
場合にもよりますが炎天下で外にいる場合は、簡単に汗で日焼け止めが流れてしまうので、塗るタイミングとしては「2時間」おきと言われています。
また、「石鹸で落とせる」と書かれている日焼け止めを使った場合は、落ちやすいので注意です!
屋外にいる人がメイクした状態で日焼け止めを塗り直す場合は、先ほど紹介したスプレーやパウダーでも基本的には大丈夫です。
その中でもウォータープルーフを選ぶようにしましょう。
旅行中、海、プール、テーマパークは特に、屋外にいる時間が長いので小まめに吹きかけることが大切です。
スプレーは思ったよりもしっかりかけないと表記のSPFの効果が出ないので、しっかりスプレーすることがポイントです。
もちろん、顔だけでなく、身体の日焼け止めも同じように、身体用日焼け止めでしっかり塗り直してください。
日焼け止め塗るタイミング まとめ
「メイク×日焼け止め塗り直し」が平気になると、「ストレスも減る」、「日焼けをするかもという心配」もなくなっていいとこ取り!
外出時はスプレーやパウダータイプは持参しておくのが安心です。
そして、必要異常にあまり刺激が強い日焼け止めを顔に塗ると紫外線防腐剤が肌に負担になるので、適切なものを選びましょう。
最後に日焼け止めの塗るタイミングとおすすめ日焼け止めをまとめました。
日焼け止めを塗るタイミングとしては、このような目安で塗り直しを行うのがおすすめです。
家にずっといる日も、夏はなるべくSPFの弱いもので良いので日焼け止めしましょう!
以上、日焼け止めを塗るタイミングでした。
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