ピクサーの名作映画『トイストーリー』のシリーズ第2弾で、ゴールデングローブ賞も受賞した『トイストーリー2』
実は、そんな『トイストーリー2』には、知る人ぞ知る、トリビアや裏話、隠れキャラが沢山あることを知っていますか?
そこで、本記事では『トイストーリー2』のトリビア・裏話・隠れたメッセージを大公開します!
今回紹介するトリビアを知ったうえで映画を観ると、より一層楽しめるので、トイストーリーファンの人は必見です!
< 耳寄り情報 >
『トイストーリー』シリーズは、U-NEXTの無料体験でも観ることができます。
映画化していない、限定の短編ストーリーも観れるので、ぜひ無料体験だけでも楽しんでみて下さい!
- ジェシーはサボテンガールの予定だった
- アンディーのママはジェシーの持ち主説
- トイストーリー2のデータは1度消えていた
- トイストーリー2は映画化する予定はなかった
- 悪党アルの車はカーズのあの車
- バグズライフのキャラがいっぱい出演
- アルの部屋の絵画
- ミセス・ポテトヘッドが読んでいる本は?
- アンディーの部屋のカレンダー
- ウッディ―の修理人
- アンディーもスーパ―ファミコンで遊んでいた
- 名物のチャイニーズボックス
- 名物の番号「A113」はどこに出てた?
- コード546の意味は?
- 「ウッディのラウンドアップ」が放送終了した日
- ピクサーの貴重な過去作品が映像で登場
- バスガイドの「バービー」が語る「バズ」の人気
- ピクサーで働く日本人
- 悪党「アル」は日本人がモデル
- 日本人のおかげでリトルグリーンメンの出番が増えた
- トリビアを知ってから観ると、より映画がたのしめる
ジェシーはサボテンガールの予定だった
ジェシーは当初「セニョリータサボテン(Señorita Cactus)」というサボテンの女の子の予定でした。
プロスペクター同様、子供に遊ばれるよりも観賞用のオモチャとして生きていくことを望む役だったのです。
カウガールのジェシーになって、本当に良かった。
アンディーのママはジェシーの持ち主説
意外にも、トイストーリーシリーズ全作品に登場しているのがアンディのママです。
そんなアンディーのママですが、実はジェシーの元持ち主(エミリー)ではないか、と言われています。
アンディが子どものときに被っているカーボーイハットは、劇中によく登場するのですが、このデザインがジェシーが被っているデザインと似ているとのこと。
確かに、ウッディ―の茶色ハットより赤っぽいですよね。
ジェシーの元持ち主(エミリー)は大人になり、ジェシーも含め関連のグッズをチャリティーに出してしまいました。
しかし、ハットだけはチャリティーに出すダンボールに入っていない!
このハットをアンディにあげたのではないか?
という説が上がっています。
トイストーリー2のデータは1度消えていた
実は、トイストーリー2の製作中に、製作チームのミスでデータが、たったの20秒ほどで、ほとんど全て消えてしまった事件が起こったのです。
電源を抜いたことで、データの消去はおさまったものの、ほとんど消えてしまって、大パニック。
しかし、奇跡的に製作チームの1人が自宅のPCにデータのバックアップを持っていたので、なんとか事件は解決。
PCを慎重にオフィスへ運んで、データを取り戻したそうです。
ちなみに、この事件に関連する裏話が『トイストーリー4』にもあったりします!
気になる人は、別記事の『トイストーリー4のトリビア』も併せて読んでみて下さい。
トイストーリー2は映画化する予定はなかった
当時ディズニー映画は、「1作目の続編はビデオ専用作品として公開する」のが慣例だったため、『トイストーリー2』も映画ではなく60分のビデオ専用作品になる予定で動いていました。
しかし、撮影が進む途中で、クオリティーの良さからディズニー幹部から長編映画への許可が降り、『トイストーリー2』は映画作品になりました。
そのような経緯で、『トイストーリー1』同様、ジョン・ラセター監督主導で急遽作り直しとなったそうです!
悪党アルの車はカーズのあの車
『トイストーリー2』に出てくる悪党「アル」が乗っている派手なクラシックスポーツカーは、後に「カーズ」に出てくる「フロー」のモデルになったと言われています。
『トイストーリー2』は、ピクサー長編映画の3作目なので、これから出る映画のアイデアがまだまだ眠ってそうですね。
バグズライフのキャラがいっぱい出演
バズがウッディーを探しに行く途中に、茂みに少し現れるのが、映画『バグズ・ライフ』の主人公アリの「フリック」とイモムシの「ハイムリック」です。
『バグズライフ』は1998年、『トイストーリー2』は1999年公開と公開日が近いことから、カメオ(友情)出演がかなりされています。
アルの部屋の絵画
映画では、アルの部屋の壁には、抽象画が掛けられています。
この絵には、『バグズライフ』の登場キャラクターである「タック&ロール」と「ドット姫」が描かれています。
ピクサーはこれは気付かれないだろうと考えたと思います!
ミセス・ポテトヘッドが読んでいる本は?
アンディーの部屋でミセス・ポテトヘッドが本を読んでいるシーンがあります。
その本が『バグス・ライフ』の本なのです!
よーく見ないとわかりにくいので頑張って注目してください。
アンディーの部屋のカレンダー
アンディーの部屋に掛けられているカレンダー。
こちらも『バグズライフ』のカレンダーなんです。
もしかしたらアンデイーは『バグズライフ』を観ているのかも。
ウッディ―の修理人
ウッディーのほつれた腕を直すために呼ばれたおじいさん。ウッディ―を修理するシーンは独特ですよね。
この人はピクサーの短編映画『ゲーリーじいさんのチェス』の主人公ゲーリーさんです。
ちなみに、ゲーリーさんに関しては、『トイストーリー4』でも裏話があったりします。
気になるファンの人は、別記事の『トイストーリー4のトリビア』も読んでみて下さいね!
アンディーもスーパ―ファミコンで遊んでいた
作中では、アンディーの部屋で恐竜のレックスがテレビゲームに夢中になっています。
このテレビゲーム!
実は、任天堂の「スーパーファミコン」がモデルなんです。
スーパーファミコンは、日本だけでなく世界でも発売されていますが、日本版と欧州版は少し形が違います。
アンディーが遊んでいたスーパーファミコンは、欧州版がモデルなのかもしれないです。
ちなみに、スーパーファミコンのカセットで「トイストーリー」のゲームが存在します。
名物のチャイニーズボックス
「チャイニーズボックス」はアメリカの文化と関係していて、ピクサー映画にも頻繁に登場し、マニアの間では名物となっています。
そもそも、「チャイニーズボックス」とは、中華をテイクアウトする時に料理が入った白い箱のことで、アメリカではピザと同じくらい中華料理のテイクアウトがお馴染みです。
トイストーリー2ではゴミとして登場しています。
バグズライフ、インサイドヘッド、Mr.インクレディブル、トイストーリー4などでも同じチャイニーズレストランのテイクアウトボックスが登場しているので要チェックです。
名物の番号「A113」はどこに出てた?
ピクサーの名物番号「A113」とは、アニメーターの登竜門、カリフォルニア芸術大学のグラフィックデザインやキャラクターアニメーションを学ぶ教室の番号です。
通称カルアーツと呼ばれています。
『トイストーリー』の監督ジョン・ラセターと、「ナイトメアー・ビフォア―・クリスマス」のティム・バートン監督はカルアーツの同期だとか。
『トイストーリー』では、シリーズを通して、アンディーのママの車のナンバーが「A113」です。
加えて、『トイストーリー2』では、空港のシーンで流れる「LassetAir Flight A113」という飛行機アナウンスに「A113」が使用されています
※一部字幕では、「Atlantic Air Flight 810」になってるようです
コード546の意味は?
先ほどのA113だけではなく、ピクサーは劇中に数字を使う際に、必ずその数字になんらかの意味を持たせます。
バズが偽物バズに「コード546」と言うセリフがあります。
「コード546」とは、トイストーリー2の脚本家のアンドリュー・スタントンが住む家の市外局番だそうです。
遊び心が隠れていますね。
「ウッディのラウンドアップ」が放送終了した日
トイストーリー2からわかるように、ウッディ―は1950年代人気テレビ番組『ウッディのラウンドアップ(Woody’s Roundup)』の主人公でした。
しかし、1957年1月12日に放送が終了してしまったと劇中で言われています。
この数字はどこから来たかというと、ジョン・ラセター監督が生まれた日です!
監督が生まれた日に、ウッディ―の人気番組は終了してしまったことになっています。
ピクサーの貴重な過去作品が映像で登場
ウッディーが誘拐された後、ハムを中心とするオモチャ達は、ウッディの情報を掴もうとTVのチャンネルを変えている時に、TVに映っている映像。
実は、テレビに映っているのは、貴重なピクサーの過去作品です。
この作品たちは、VHSでしか残っていないため、今は中々見れない貴重な作品のようです。
『Tin Toy』、『Luxo, Jr』、『Red’s dream』と言った作品に加え、ピクサーの昔のロゴも映っています。
バスガイドの「バービー」が語る「バズ」の人気
アルのおもちゃ屋さんで、アンディーのオモチャ達は、バスガイドのバービー人形に案内してもらっていました。
バズ・ライトイヤーが通路一面に売られているシーンでは、1995年『トイストーリー1』公開されたときに、オモチャ屋さんはバズがこんなにも売れるとは思わず仕入れが追いついていなかったことを語っています。
それくらい当時、バズ・ライトイヤーが人気だったのと同時に、ここまで『トイストーリー』作品が売れるとは予想されていなかったことがわかります。
ピクサーで働く日本人
『トイストーリー2』では、日本が割と関わっていますね。
日本人が2人登場しています。
1人目は、ウッディ―達を日本へ招いていて、アルと電話でやり取りしている日本人の有名コレクター「Mr. KONISHI」。
Mr. KONISHIのモデルはなんと、ピクサーで働く日本人アニメーターの「小西園子さん」です。
1994年にピクサーに入社している本物のアニメーターさんなんです!
ピクサーで働いていて、しかも映画にも登場しているなんてすごすぎますね。
悪党「アル」は日本人がモデル
2人目は、なんとウッディ―を誘拐したおもちゃ屋のアル。
こちらも日本人にモデルがいるのです。
アルのモデルは、横浜にある「ブリキのおもちゃ博物館」の館長「北原照久さん」。
ジョン・ラセター監督は「横浜ブリキのおもちゃ博物館」を訪れて、そこでトイストーリーの構想が沸き上がったと講演で語っていました。
フロリダのディズニーワールドでは、ブリキのオモチャを集めた「Tin Toy Stories Made in Japan」というイベントも開催したそうで、コレクターにとってはとても貴重なオモチャが並べられていたそうです。
日本人のおかげでリトルグリーンメンの出番が増えた
1995年『トイ・ストーリー』公開終了後、リトルグリーンメンはアメリカでは、そんなに人気キャラではありませんでした。
しかし、『バグズライフ』の関係で来日したピクサーが、日本でリトルグリーンメンが大人気ということを知り、急遽『トイストーリー2』でリトルグリーンメンの出番を増やしたそうです。
日本のファンのおかげで、リトルグリーンメンは命拾いしたのです!
トリビアを知ってから観ると、より映画がたのしめる
以上、『トイストーリー2』のトリビアや裏話を紹介してきました!
記事を読んで、「『トイストーリー』シリーズをまた見たい」と思った人も多いのではないでしょうか!
そんな方に朗報です!
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また、当サイトでは『トイストーリー』のトリビアや裏話などを、シリーズ毎に詳しくまとめています。
他のシリーズの裏話も気になる方は、以下の記事も是非読んでみてください!
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